Daedalus Labo[コラム]

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人工知能と表象の世界
先日友人と何故アトムが出来ないのかなどの話をしていて「言語解析からナレッジベースへと進んだ過去の人工知能の歴史の延長では最終的に世界そのものを丸ごとデータとして取り込まないことには完成しない」と言う事になった。だから完成を見ないというくだりだが、人間個々には世界丸ごとデータとしていないにも表象世界をもっていて、他人と話していても自分の知らないことに関して例外処理を行えている。まさにロボットでの例外処理がどれだけうまく行っているかが、ヒトへの近さなのであろう。

そのヒトに近いとは何か?けっして意識とか魂とか感情が有ると言う事ではない。それをヒトがロボットに植え付け様と思うのがおこがましい気がする。どれだけ有る様にロボットが振舞うかだろう。

諸説あるうちに LSI が何万ゲートを越えたら意識を持つとか、世界中のコンピューターがネットワークで接続されたら意識を持つとか...既に LSI はそのオーダーに達しているし、世界中のコンピューターもネットワークに繋がる時代になっているが、そのような事は起こっていない。勝手に起こらないのであれば、作るしかない。

比較的簡単に作れるとしたらどんなものだろうか?基本は良く使う事は覚えておく。そうで無い物は忘れる。知らない事はまずインターネットで検索する。それでも対応できない事はいくつかパターンを持っていてそれで対応できていても出来ていなくても、事の展開によって基本パターンの動作へ持ち込む...って、考えたらオレと余り変わらないことに気が付いた...あっ、オレって人工無能イカかも?
| - | 23:07 | comments(43) | trackbacks(0) |
SF 大会
イカロスです。

 先月、生まれて初めて SF大会へ行ってきました。今年の第47回目は大阪で開催されたのが7回目なので DAICON7 と銘打たれていました。僕の中で DAICON と言えば、DAICON3 のオープニングで上映されたアニメが印象的で「ああ、SF大会でも小説そのものではなく、アニメもアリなんだ」とその当時思ったのでした。

 さて、今回オープニングはアニメではなく実写版でした。ちょっと残念な事に僕の中の「Sense of wonder」に引っかからなかった事です。では自分達のロボットがどうかと言うとちょっと自信がありません。いえいえ、そう言う事を言いたいのではなく、実は何か違和感があったのです。

 その違和感は帰ってきてから、仲間と話すうちに次第に明らかになりました。20年前のSF者だと思っていた自分は知らないうちに現代のSFに取り残されてしまったようです。僕が最低限読んでおかないとSFの話が通じないと思っていた以下の本はもう誰も知らないのかもしれません。

ジュール・ヴェルヌ 地底世界、海底二万リーグ
H・G・ウエルズ 宇宙戦争、透明人間、タイムマシン
アーサー・コナン・ドイル ロスト・ワールド、毒ガス帯
ヒューゴー・ガーンズバック ラルフ124C41+、ミュンヒハウゼン男爵の科学的冒険
E・E・スミス 銀河パトロール・シリーズ、宇宙のスカイラーク・シリーズ
ベリャーエフ ドウエル教授の首、無への跳躍
エドモンド・ハミルトン キャプテン・フューチャー・シリーズ
ロバート・A・ハインライン 人形つかい、夏への扉
レイ・ブラッドベリ 火星年代記、華氏451度
アイザック・アシモフ 鋼鉄都市 宇宙気流
アーサー・C・クラーク 幼年期の終わり 海底牧場
フレドリック・ブラウン 火星年代記、火星人ゴーホーム
A・E・ヴァン・ヴォークト スラン、宇宙船ビーグル号
アルフレッド・ベスター 虎よ、虎よ!
ジョン・ウィンダム トリフィドの日、地衣騒動
イワン・エフレーモフ 宇宙船、アンドロメダ星雲
スタニスワフ・レム 砂漠の惑星、ソラリスの陽のもとに
安部公房 第四間氷期
星新一 ぼっこちゃん、気まぐれロボット
小松左京 果てしなき流れの果てに、継ぐのは誰か?、日本沈没、復活の日
光瀬龍 たそがれに還る、百億の昼千億の夜、北北東を警戒せよ
筒井康隆 48億の妄想、時をかける少女
眉村卓 幻影の構成
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